チルドレンクーデターに鈴木創士がゲスト入りした経緯、その因果と秘話

第一回 第二回 第三回 第四回

チルドレンクーデターと鈴木創士

チルドレンクーデターが2014年にリリースした「Fear of Liberty – 自由の恐怖」にはEP-4のオリジナルメンバーでもある文学者で作家の鈴木創士がゲストプレイヤーとして参加しています。

2013年の夏に初めてゲスト鈴木創士を加えたライブを行い、その直後(1年後だが)にCD発売となりました。そしてそのまた直後(1年後だが)に、6.6 NIGHT OF THE LIVING MAD のイベントが実現する運びになりました。

このページでは、その件のについてチルドレンクーデター目線いやチルドバンマス目線で掘り下げます。

具体的には、鈴木創士がチルドレンクーデターになぜ参加することができたのかのきっかけを探ります。少しずつ過去に遡り、蜜月の原因、事の発端がどこにあったのかを見つけましょう。結果である「チルドレンクーデター+鈴木創士の実現」に至る原因がどこに潜んでいたのか。それを探る旅は過去に飛び、いろんな人が登場し、予想外の展開にも至るでしょう。Night of the living mad 66 という今回のイベントにも絡む推理小説のような展開に神の存在を感じるかもしれません。では始めます。

「自由の恐怖」と 「NIGHT OF THE LIVING MAD」 事件の発端

2013-8-24 Monsters Night vol.3 Flyer
2013-8-24 Monsters Night vol.3

この事件のきっかけは、さっき書いた2013年のライブ、Monster Night vol.3 です。チルドレンクーデターと鈴木創士の初めてのセッションでした。

このライブを見ていたEP-4佐藤薫がこう言いました。
その1「もったいないからさ、このメンバーで録音しておけばいいんじゃない?」
その2「もったいないからさ、映像とかもこのまま同じメニューでいいから、東京でやらない?」

その1に答えて録音してCD「Fear of Liberty – 自由の恐怖」ができました。
その2の答えがまさに今回 6.6 NIGHT OF THE LIVING MADです。
このふたつの言葉こそが発端の全てです。The Flagman Kaoru Sato の影響力の大きさを改めて思い知ります。
しかし発端の全てにはそのまた発端があります。

発端を探る旅

ではそもそもなぜチルドレンクーデター+鈴木創士という貴重な編成が実現したのか、その経緯はこうです。

チルドレンクーデターに鈴木創士が参加した直接の理由は、お調子者で名高いチルドレンクーデターバンマスホソイの恐れしらずの依頼を、鈴木創士が快諾したからです。
「鈴木先生、今度チルドレンクーデターで一緒にやっていただけませんか」
「あほ。先生と言うな。ええよ」
以上です。

しかしもうちょっと細かく経緯を紐解くと、幾多のきっかけと因果が横たわっていることに気づきます。物事の結果には原因があり、原因が結果を呼びます。
チルドレンクーデターと鈴木創士の関わりを因果で語るとき、 結果としてのNIGHT OF THE LIVING MAD 秘話にも繋がってくることが明らかとなります。

_IGP5213set

註釈

鈴木創士

作家、翻訳家、作詞家、フランス文学者、音楽家。EP-4 オリジナルキーボーディスト。
2013年以降、鈴木創士グループ、EP-4 unitPと、音楽への積極参加も目を惹く。

著書

『アントナン・アルトーの帰還』(河出書房新社)1995年
『中島らも烈伝』(河出書房新社)2005年
『魔法使いの弟子 批評的エッセイ』(編)現代思潮新社 2006年
『ひとりっきりの戦争機械』(青土社)2011年
『サブ・ローザ 書物不良談義』(現代思潮新社)
『ザ・中島らも』(河出文庫)2014年

翻訳

エドモン・ジャベス『ユ-ケルの書』(水声社)1991年
ジョルジュ・バタイユ他『無頭人』(兼子正勝,中沢信一共訳)(現代思潮新社)1999年
アルトー『神の裁きと訣別するため』(宇野邦一共訳)(河出文庫 2006年)
ジル・ドゥルーズ『無人島』(宇野邦一、鈴木雅雄、加賀野井秀一、前田英樹、財津理、松葉祥一他共訳)(河出書房新社 2007年)
ジャン・ジュネ『花のノートルダム』(河出文庫 2008年)
『ランボー全詩集』(河出文庫 2010年)

Fear of Liberty – 自由の恐怖

Fear-of-liberty-CD

2014-08-24 Monster Night vol.3

2013-8-24 Monster Night vol.3 Flyer
WADA the VAMPIRE! 企画のMonster Night vol.3
このライブがチルドレンクーデター + 鈴木創士 が実現した最初のライブ。
詳細記事がこちらに -> [REPORT] 2013.8.24 MONSTER NIGHT VOL.3

事の終わり

始まりと終わりを書こうとしているのにいきなり事の終わりです。終わりというか、結果ですね。まだ終わってませんし。

2012年、30年ぶりのEP-4ライブに参加して以来、鈴木創士の音楽活動は目立っています。自らのバンド The Zzzipps、その後 The Zzzipps を改変し鈴木創士グループとして、またそれとは別に、EP-4 unitP を率いて活動しています。

チルドレンクーデターバンマスのホソイは、2014年の鈴木創士グループ、直近の2015年4月、 EP-4 unitP に参加しており、チルドレンクーデターのゲスト参加も加えれば結果として頻繁に鈴木創士の周りをうろついておるということがわかります。

2014年 鈴木創士グループ UrBANGUILD
2014年 鈴木創士グループ – UrBANGUILD 鈴木創士、ユン・ツボタジ、タバタミツル、ホソイヒサト、勝野タカシ、ryotaro、藤井茂樹 + 伊東篤宏

 

2015年4月8日 METRO EP-4 unitP
鈴木創士、ユン・ツボタジ、ホソイヒサト、安井麻人

先日(4/8)のunitP がYouTubeにアップされたので、ちょっと本筋からズレて旬の話題としてお届けしました。

このビデオは随分変なアングルのビデオになっています。まるで楽屋の袖から撮ったみたいですがそのとおりです。
このステージ脇に置いてあった何かにiPhoneを取り付けて、録画ONにしてから演奏に挑んだのがEP-4 unitP 初参加で緊張しているはずのお調子者ホソイです。
実はiPhoneはオマケで、ちょうどiPhoneの下にiPadをセットして、そこに時計ソフトを大きく映し出し、経過時間を確認しながら演奏していたというとんだ爆弾ネタバレを急にここに書きます。
そうなんです。時計があるとフリーミュージックはとても首尾よく行くのです。

ビデオをよく見ると、パーカッションのユン・ツボタジがカメラ目線を送っているシーンが発見できます。フェルナンデス。じゃなくて、そうなんです。ユン・ツボタジはカメラ目線で愛嬌を振りまいているのではなくて、実は時計を見ていたのです!

\(^0^)/

近々、もう一曲分アップされる予定です。YouTubeもチェックしておいてください。

そんなわけでこの稿「チルドレンクーデターに鈴木創士がゲスト入りした経緯、その因果と秘話」はまだ続きます。ではごきげんよう。

註釈

2014年7月24日 Roarology 02

2014-7-24 Roarology 02 flyer

2015年4月8日 KK NULL & Balazs Pandi / EP-4 unitP

2015-04-08 KK NULL & Balazs Pandi / EP-4 unitP flyer


・・・つづく

コメントを残す